2016年4月22日金曜日

もはや成長余力がないと見なされ始めた日本。国民の多くはインフレ加速で預金の実質的目減りに苦しむことになる

160 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2016/04/20(水) 14:08:45.03
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-04-19/O5VKPU6S972L01

ヘリコプターマネーの誘惑、日本国民に大惨事招くとJPモルガン警告

日本銀行の黒田東彦総裁による前例のない金融緩和でも景気回復とデフレからの完全脱却を果たせない中、安倍晋三内閣と日銀の経済活性化策が「ヘリコプターマネー」的な色彩を強めていくのではないかとの懸念が市場で浮上している。 
政府の景気刺激策の財源を中央銀行の紙幣増刷で賄うヘリコプターマネーは、ノーベル経済学賞受賞者のミルトン・フリードマン氏が1969年に提唱した。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は第2次世界大戦の遠因にもなった通貨安競争をけん制し、金融緩和効果の限界に言及。有望視される財政拡張の資金源として、ヘリコプターマネーをめぐる議論が世界的に広がっている。 
JPモルガン・チェース銀行の佐々木融市場調査本部長は、日本政府がヘリコプターマネーに踏み切る「環境が完全に整った」とみる。円安要因となる金融緩和の強化とは異なり、財政拡張は「基本的に国内政策であり、他国から批判されにくい」と説明。ただ、ひとたびヘリコプターマネーの領域に踏み入れば、日本経済、とりわけ国民は最終的に「大惨事」に見舞われる恐れが強いと懸念する。(略)
JPモルガン・チェース銀の佐々木氏は、日本がヘリコプターマネーの状況に至る確率を「10年以内に5割超」と読む。国債利回り急騰への懸念から巨額の買い入れを止められない日銀を見て、政府は国債発行を増やしていくと予想。株式や外貨建て資産に資産を移すのが難しい平均的な国民ほど、インフレ加速による預金の実質的な目減りに苦しむことになりかねないと言う

164 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2016/04/20(水) 14:23:53.60
>>160

JPモルガンの佐々木氏は年がら年中円高予想をしてる人
それがヘリコプターマネーの危険性を説いている
ようはこの人も円高がずっと続くことは無いと見てるということだ
恒常的な円高が予想されるならヘリコプターマネーの危険性なんてあり得ない
目先の値動きと財政ファイナンスの悪影響に連動性がないと主張してるのと同じ
いきなりドカンとくる危機を予想しているということになる

207 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2016/04/21(木) 05:09:05.23
日本国債のマイナス利回りは
成長力がないから金利を払えないということを意味している
だから借り手が貸し手に金利を課すという逆転現象が起きる
日本は形上は完全雇用に近いから潜在成長力はゼロないしマイナス
だから財政出動をしたところで政府債務だけが増える結果になる
無理に財政出動をすると更に貸し手にマイナス金利を課すという結果になる
>>160みたいな観測が出てくるのはその為
今まではきっと日本にはまだ成長力があるからという前提で全ての評価が行われた
それが潜在成長力がゼロないしマイナスなのではという見方が広がってきた
そうなると経済成長するなら大丈夫だろうという前提で容認してきた異次元緩和は
非常に危険な金融政策だという観測が出てきたと考えてよい

208 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2016/04/21(木) 05:34:57.98
もう一つ教えてあげると
日銀審議員からメガバンク出身者がゼロになる
つまり、日本国債の最大の買い手であったメガバンク
そこの出身者がゼロになるということは
メガバンクという最大の買い手、言葉を代えると預金者に対して
有益ではない政策が今後拡大していくことを示唆している
状況を総合すると日本の財政と金融政策が重大な局面にさしかかったと考えてよい
もう人事モードの破綻論議はお終いの時期になってきた
目先の為替リスクを取るか、目先の為替リスクを嫌って将来の財政・金融政策のリスクをとるか、
その選択を迫られている。その顛末は誰も正確な予想はできない

241 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2016/04/21(木) 13:47:39.26
大切なことは、金融政策はすべて偽薬だということだ
貨幣錯覚の混乱以外に、何の効力もない

あたりまえの話だが、管理通貨制度だから、カネには何の価値もない
何の価値もないものを増刷しても、何も起こらない
価値があるなら、国中の工場をすべて取り壊して印刷工場で埋め尽くし
紙幣を増刷すれば国富が増えるということになる

紙幣を増刷しても薄まるだけ
それは紙幣を使う全員、同じだけ薄まる
何も変わらない

そして以前に借金をして使った「実際の重さ」は
どれだけ薄まっても変わらない
金融政策には、実際のところ何の意味もないと言っていい


■日本政府は借金で財政破綻する?■国債1510兆円
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/eco/1460983501/

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